子供に生き物を取ってくれと頼まれた事はありませんか?
でも生き物を捕まえるにはコツがあります。
今回は仕掛けを使ったメダカの捕まえ方を皆さまにもお伝えします。
子供の喜ぶ顔が見れますよ。
今回の記事は以下の通りです。
- 子供と一緒にメダカを捕まえたい
- メダカを捕獲する仕掛けを作りたい
- メダカの飼育方法とは
- 自然の中で子供を育児するメリット
メダカを網で捕獲するのは困難だった
子供とザリガニを釣りに行きつけの沼に来たある日のことです。
結果、捕れませんでした・・・すばしっこ過ぎるのです、奴らは。
帰り道、息子に励まされながら岐路に着きました。
私は田舎で育った人間なので、小さい頃に作っていたメダカを捕獲する仕掛けを思い出しながら作成しました。
網で捕まえるのは難しかったという事です。
仕掛けの作り方
仕掛けに必要な道具
- ペットボトル
- 園芸用ビニール結束ワイヤー
- ビニールテープ
- ヒモ(タコ糸やビニールヒモ等)
- エサ(後述)
- 使用する工具(カッター、キリ、ハサミ)
- ↑上記は全て100円ショップで購入できます。
ペットボトルの飲み口の部分をカッターでグルリと切り落とします。
この際に切る部分を事前にマジックで線をつけておくと良いでしょう。
カッターで手を切らないよう注意して下さい。
写真の通りペットボトルの切り口がささくれ立っているのでビニールテープを巻いています。
ペットボトルの胴体部分にはキリで穴をあけます。
ペットボトルにはメダカのエサを入れるのですが、ペットボトルに穴をあけておくことで穴からニオイが外にもれやすくなります。
メダカが集まりやすくなるのです。
拡大した写真。↓
次に切り落としたペットボトルの飲み口部分を逆さにしてペットボトルの胴体部分にはめて園芸用のビニール結束ワイヤーで2か所固定します。
後はヒモをつけます。
お疲れさまでした。
完成です。
割と生きていく上で、自分で創意工夫をするって重要だと思います。
仕事でも勉強でも運動でさえも。
子供に伝えたい。
消費する喜びもあるけれど、作る喜びだってある。
あとは仕掛けを沼に沈めて、時間をおいて引き上げるだけです。
30分から1時間ぐらいで捕まえれると思いますが、エサで成果がだいぶ変わります。
エサの選び方
私は最初にパンを用意して、仕掛けを準備しましたが、その日の仕掛けの中にはメダカは入りませんでした.....二度目の敗北。
「父ちゃんメダカは取れなかったけど、ザリガニがたくさん取れて嬉しかったよ!」
次こそは息子の期待に答えたい....
そんな展開があり考えました。仮説としてメダカは匂いの強いエサの方が食いつきが良いのではないかと思い、匂いの強いスルメを100円ショップで購入しました。
エサを仕掛ける当日に、その沼でよく見かけるダンディなおじいさんに「メダカの仕掛けにはニンニクを入れると反応が全然違うよ。」と少し分けて頂きました。
実際にニンニクを使用すると効果抜群でした!
面白いように取れました。
息子大喜び。「父ちゃんやったねー。今日はやると思っていたよ!鮮やかだったね(笑)」
私も嬉しい。父親の喜びを教えてくれてありがとう息子よ!
メダカの飼育の仕方
そして、当然のように子供はメダカを自宅に持ち帰りたいと言います。
そういう訳で事前に用意して置いた方が良いのは以下の物です。
- 事前に水を作る(溜めた水を一日、日光に当てカルキ抜きをして下さい)
- エサの準備(100円ショップのメダカのエサなど)
水草
※水草もメダカのエサになります。 - 水槽
- 砂利
- 隠れる場所
いくつか補足します。メダカを入れる水槽を用意したら、中に入れる水を一度日光に当ててカルキ抜きをして下さい。予算に余裕があれば中和剤を入れると良いでしょう。
砂利もバクテリアが繁殖し、水質を安定させます。水草はエサにもなるし、メダカが産卵するときに卵を産み付けます。私は熱帯魚屋でアナカリスを勧められました。
共存できる生き物は「タニシやヌマエビ」おすすめです。水槽内のコケを食べてくれます。我が家ではクチボソやドジョウの稚魚も一緒に飼っていますよ。メダカは隠れる場所もあると落ち着くようです。
もう少し大きくなったらテナガエビやカニ釣りにも行けるかも。
子供に遊びを通して伝えたい事
昨今、話題となったモンテッソーリ教育という教育方法があります。
多くの著名人を輩出しています。
Microsoft創業者であるビルゲイツやフェイスブックの創始者であるマークザッカーバーグなど。日本では棋士の藤井聡太さんが有名です。
そこで私はいくつかの教具を購入して子供に与えてみました。
これは良くできている遊び道具ですが、子供によって向き不向きがあるようです。
我が家では次男は興味を示しましたが、残念ながら長男は興味を示しませんでした。
このモンテッソーリ教育の道具はそれぞれ色々あるのですが、どれも根底には集中力を養うトレーニング教材であるようです。
私は遊びを通して、集中力を養うという事や創意工夫を子供に伝えたいと思いました。
釣りや虫取りや生き物を取る仕掛けなど。
これには長男も次男もバッチリです。それこそ何時間も遊んでいます。帰宅後は図鑑で生き物の生態を伝えます。
飼育もすれば尚良いでしょう。
遊びは少しずつレベルが上がっていきます。
ペットボトルでメダカを取る仕掛けはやがてな大きな魚を取る仕掛けやカニを取る仕掛けに変わっていくことでしょう。
ザリガニ釣りもやがては手長エビを釣ることやクチボソやドジョウを釣ることに変化していくことでしょう。
今回は以上です。
それではまた。