夏になると海で遊びたくなりませんか?
海での遊びも色々あります。
たまには変わった海遊びはいかがでしょうか?
今回はカニ網を使用してカニを捕まえる方法を記事にしてみようと思いました。
内容は私の母方の実家は漁師町だったので、小さい頃に祖父に習った事がもとになっています。
またアウトドアに詳しい友人達の意見を加えて改善しましたよ。
今回の記事はこんな方におススメです。
わりと楽しい遊びです。
取れたカニは料理にすれば美味しいですよ。
酒の肴に良いのでは?
Contents
今回のカニの捕獲場所
九十九里浜に行こうかと思っていましたが、色々と諸事情があり、近場で済ませる事にしました。
今回は市川漁港です。
私はわりとどこに住んでも近所を散策して、遊び場を探すタイプです。
今は千葉県を中心に満喫しています。
アクセス
私は最初は高洲海浜公園でカニ釣りをしようと下見に行きましたが、堤防の下はテトラポットがいっぱいで、カニ網を投げ入れるなら市川港の方が良いなと判断しました。
周りの釣り師は皆、車はポイントの近くに路上駐車していました。
ちょっと困るのはトイレがない事です。
持ち物
- 丸網
- エサ(青魚)
- クーラーBOX
- カニ網
- 使い捨て手袋
- ハサミ
- トング(絶対ではありません)
- エアーポンプ(あれば)
- ヘッドライト(なければ懐中電灯)※夜釣りの場合
- 海水を組む小さいバケツ(ロープ付き)
- ビニール袋(大きいサイズ)
カニ釣りは捕れる時は1時間でたくさん捕れます。
15分から30分ぐらい沈めてから上げます。取れる時は入れ食いです。
逆に捕れない時には、カニ籠を複数沈めても捕れない釣りです。
まあそんな釣りだと思って試してください。
道具に関していくつか補足します。
まず、カニ網は竿(スピニングリール)で投げ入れる方法があるのですが、私はオススメはしません。
理由は根がかりした時に引き上げると竿のラインが切れて、カニ網が海中から回収できなくなるからです。私も最初にカニ網を竿につけて投げて根がかりさせてしまいました。カニ網を放置すると海の中で半永久的にカニを捕らえてしまうので気をつけましょう。
カニ網はロープにつけて投げ入れるのが良いと思います。仮に根がかりしてもロープなら切れずにカニ網を無事引き上げる事ができます。
ロープの結び方はユニノットで結ぶとガッチリ結べます!
釣り初心者のために色々な基本の結び方を記事にしました。
参考にして下さい。↓
釣り初心者のための釣り糸の結び方
特に市川港の海底は牡蠣殻が多く、根がかりしやすいです。
ロープなら根がかりしても引き上げる事が可能です。
夜間はヘッドライトは必須です。
カニ網は釣り道具屋で売っていますが、置いてない場合もありますのでネットでチェックしてみると良いです。
万が一根がかりしてしまうとその日の釣りは終わりとなってしまうので予備をお持ちすることをオススメします。
エサは青魚を使います。
冷凍で構わないです。ハサミを使用して青魚をカットします。この時、青魚の内臓が出たりで、手に匂いがついてしまいますので、私は使い捨てのグローブを使用しています。
青魚はカットしてカニ網のエサ袋に入れます。エサ袋はカニがハサミで切って穴を開けてしまう事がよくあるので、予備のエサ袋を用意してあると便利です。
トングはあってもなくても良いのですが、まれにゴンズイという毒をもった魚がかかる時があります。
毒のあるヒゲに触ると病院直行コースです。
そういう訳で、そういう毒を持った生き物がかかった時に私は使っています。
カニ釣りは朝夕に捕れやすいので、ヘッドライトや懐中電灯を持って行きます。夜間にヘッドライトの光で海を照らすとカニの目が光ります。
カニが釣れたらクーラーBOXに入れてエアーを入れます。
私はクーラーボックスの中にゴミ袋を入れて、直接海水がクーラーボックスに触れないようにしています。どうしても魚類やカニを入れれば生臭くなりますから、ゴミ袋をセットしておくと後で掃除が楽です。そして、エアーポンプで空気をブクブク入れます。カニは鮮度が良い方が美味しく食べれます。死んだ場合はみるみるうちにドブ臭くなってしまいます。
海水はロープのついたバケツで堤防下から汲み上げます。バケツを持参しないと海水を入れれませんから、バケツは必須です。
カニ網の仕掛けについて
取れるカニの種類
ワタリガニ(ガザミ)
甲羅が六角形で、白い点々があります。ハサミがデカい。ワタリガニは海底を移動しているので季節によって釣果も変わります。料理するときには私は素揚げにする事が多いです。殻ごと食べれて身が美味しいです。
写真は夜釣りで海を泳いでいたガザミをすくった時のものです。この時のサイズは小さいですね。
イシガニ
イシガニは障害物の多いところを根城にしています。テトラポットの下や牡蠣殻が多い箇所にいます。市川港で多く取れます。つまりカニ網は根がかりしやすいのでロープで縛るのが吉です。
味は身が少ないので味噌汁に入れて食べるのが良いです。味噌汁は絶品ですよ。実は少ないけど甘くて美味しいです。ちなみにイシガニは凶暴です。
タイワンガザミ
足が青くて長いのが特徴です。
イシガニより大人しいです。障害物の多い場所より海底が砂浜の場所の方が多く生息する印象があります。
ヒラツメガニ
堤防ではなく砂浜からカニ網を投げ入れる時によく取れます。甲羅にHの文字があります。
時期と時間帯
市川港でカニを取るなら満潮の時に行った方がよく取れます。干潮時はあまり取れない印象です。潮見表でチェックしてから行きましょう。
http://sio.mieyell.jp/select?po=21201
ワタリガニは初夏から秋にかけてが旬です。イシガニもワタリガニの一種です。
カニは夜行性ですので時間帯は夜が1番釣れます。夜釣りに適しています。夜には岸壁にカニがへばりついていたり、海を泳いでいるので、カニ網を沈めている間に私はタモ網で取っています。私は夜の海がけっこう好きだったりします。
エサについて
エサは青魚が良いです。
冷凍のサンマやサバなどです。
ニオイでおびき寄せるので、青魚の頭や内臓などをエサにします。
私はニンニクをカットして入れています。
ぬか漬けや塩辛なども良いと聞きます。
カニ網の自作について
- 防鳥ネット
- 三角コーナーネット(エサ入れ)
- オモリ
私は物作りが基本的に好きなので、100円ショップで上記の商品を買って自作しています。
三角コーナーネットはミカンを入れるネットで代用できます。
まあ簡単に作れます。
面倒な方は比較的安く釣具屋さんやネットで購入できます。
カニ網を使った釣りは根がかりしやすいので、万が一に備えて複数持って行くことをオススメします。
カニの持ち帰り方(保存)
クーラーBOXに入れて持ち帰ります。
エアーポンプ(空気をブクブク出すヤツ)があるとGOOD!
なくても大丈夫ではありますが、鮮度が高い方が美味しいです。
クーラーBOXには海水を入れましょう。
氷水を入れると身が汁っぽくなるので不可。
私は事前にペットボトルを凍らせて持って行っています。帰宅途中でコンビニで氷袋を買って、袋のまま氷を入れても良いでしょう。
カニを持ち帰る時に死んでしまった場合は、本日取って海水につけた状態なら本日中に食べれば問題はないと思います。
カニの料理方法
塩茹で
水から茹でた方がカニが暴れて手足が取れるのを防ぎやすいですが、料理前にシメてしまった方が手足が取れるのは防げます。
そういう訳でお湯から茹でるのはNG。
塩が多めの方が旨味が出ます。1リットルにつき10グラムぐらいです。
茹で上がったらザルで粗熱を取ります。
私はタイワンガザミはハサミに肉があるから塩茹でにする事が多いです。
味噌汁
イシガニが取れたら身が少ないので、私は味噌汁に入れています。カニのお腹の下の三角形部分は取ります。通称フンドシって言います。後できたら砂袋も取っておいたら尚良いです。氷水に10分ぐらいつけて動けなくしてから、料理しています。味噌汁を作ってます。ダシが出て実に美味しです。
イシガニを取ってきたので味噌汁にしました。記事はこちらです↓
まとめ
今回は色々用事があり、下見ついでにカニ網を30分ほど投げ入れたらイシガニがかかりました。
その後、満潮時に夜釣りに行ったら海面をカニが泳いでいました。
後日また季節を改めてカニ取りに行こうと思います。
それではまた。