2020年7月からマイナンバーカードを作り、マイナポイントをヒモづけると5,000円ぶんのキャッシュレスポイントがもらえることを知っていますか?
今回の話はマイナポイントを手に入れる手順となぜキャッシュレスを政府が普及を進めようとしているかを自分自身の勉強のためにも記事にまとめてみました。
Contents
日本はキャッシュレス決済比率を2025年に40%にする予定
まず現状の普及率の把握から始めてみましょう。
経済産業省の資料によれば2017年の時点で普及率は21.7%だそうです。
資料は経済産業省の「キャッシュレス・ロードマップ2020」から出典しました。
このキャッシュレス決済の比率を2025年までに40%になるように進んでいます。つまりまだまだ伸びていく業界なんですね。私は趣味で投資もしているのでキャッシュレス業界もチェックしたいですね。
では何故キャッシュレス化を進めていきたいのでしょうか?
キャッシュレス化を進めたい理由(人口減少問題)
日本がキャッシュレスを進めたい理由の大きい理由の一つには日本の人口減少と高齢化問題があるようです。
上記の資料は厚生労働省の「今後の高齢者人口の見通し」です。
資料によれば2060年には2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上になる見通しだそうです。
となれば働く事が可能な人口はどうなるのでしょう?
なんと2060年には総人口が8,674万人になると推計されています。
現在が1億2,000万ぐらいですから、だいぶ人口が減るのですね。
さらに高齢者の割合が増えれば、おのずと働き手が減るのが想像できます。
ではキャッシュレス化のメリットとはどんなものがあるのでしょう?
キャッシュレス化で可能になる事
・銀行のお金を数えたりする業務を簡素化できる。
・コンビニ等で深夜の無人レジを可能にし、省人化を可能とする。
・訪日外国人のインバウンド対応を可能とする。
国も人口減少に備えて手を打っているのですね。
現金の移動が楽になるのも分かります。
現在、ロイヤルホールディングス㈱ではすでに2017 年に研究開発店舗「GATHERING TABLE PANTRY 馬喰町」で完全キャッシュレス店舗を実験的に運営して、さらに2019 年 12 月には、「GATHERING TABLE PANTRY 二子玉川」(東京都世田谷区)を開店しているそうです。
時代は知らぬ間に少しずつ動いているようです。
私の近所のすき家では注文も機械で、会計もセルフレジになっています。
キャッシュレスだと支払いも早いですから、普及が進んできているのを感じます。
国がキャッシュレスを進めたい理由は分かりましたが、マイナンバーカードとヒモ付ける理由はなぜなんでしょう?
マイナンバーカードを進めるにも理由はあるはずです。
私もぼんやりと生きてきたので調べてみることとしました。
マイナンバーカード普及への取組み
総務省によるマイナンバー制度の概要を以下に貼ります。
- 行政を効率化すること
- 国民の利便性を高めること
- 公正・公平な社会を実現すること
具体的には市役所などの公的機関の手続きが簡素化するようです。
これも人手不足解消のためなんでしょうね。
以下の画像は岩手県の取組みです。
待ち時間が短くなったり、公的書類がコンビニで出せるようになるのは嬉しいです。
群馬県や福島県他でも少しずつ実施されています。
全国的に拡大されていくことと思います。
出典は総務省のマイナンバーの先進事例から抜粋しています。
以上のことからマイナンバーカードも人手不足の解消につながっているのが分かります。キャッシュレスと親和性が高いですね。
菅政権もデジタル化を積極的に推進している政権です。
これからも日本のデジタル化は急速に進んでいくと思います。
結論/マイナンバーカードを作って、マイナポイントを貰おう!
マイナンバーカードを取得する
- スマートフォンによる申請
- パソコンによる申請
- まちなかの証明写真機からの申請
- 郵便による申請
申請は上記の通り4パターンあります。
今回、私はスマホから申請しましたので、スマホからの申請に関して以下の通り流れを書いてみたいと思います。
申し込みはマイナンバーカードオンライン申請から申請できます。
個人番号カード交付申請書を準備する
以前、市区町村から送られてきたマイナンバーカード交付申請書(通知カード下の部分)が必要になります。
記載されているQRコードからスマホで読み取り、申請します。
申請書IDの入力が必要です。
メールアドレスを登録する
メールアドレスの入力をすると登録したメールアドレスにメールが届きます。
顔写真を登録する
顔写真は背景に物が何も写っていないようにしなければなりません。
線とか影も極力映らないようにしなければなりませんでした。
子供たちの写真を撮るのが大変でした…。
じっとしているの嫌い!
その他の入力を済ませます。
生年月日
電子証明書の発行希望有無
氏名等
申請項目を入力し、送信すると登録したメールアドレスに申請完了のメールが届きます。
不備があった場合は1週間以内に連絡があります。
申請が無事完了できていた場合、1カ月程度でマイナンバーカードが手元に来ます。
マイナポイントを予約する
マイナポイントアプリをインストールする
【Androidの場合】対応機種を確認後、Google Playでマイナポイントアプリをインストール
【iPhoneの場合】対応機種を確認後、App Storeでマイナポイントアプリをインストール
マイナポイントの予約をする
この手続きはマイナンバーカードが手元に届いてからになります。
マイナンバーカードは受け取り時にパスワードの設定をするのですが、マイナポイントの予約には「マイナンバーカード」と「パスワード」が必要になります。
マイナポイントを申し込みする
ここからはマイキーIDと希望するキャッシュレス会社のヒモ付けを行います。
なんと、マイナポイント5,000円が受け取れるだけでなく、キャッシュレス会社の独自サービスでさらにポイントが貰える企業があります。
例えば、WAONカードはプラス2,000円でしたし、ゆうちょPayやd払いは最大2,500円でした。
他にも各社色々なサービスを用意しているので比較検討してみて下さい。
主なキャッシュレス決済サービス会社は以下の通りです。普段使いしやすいキャッシュレス会社をヒモ付ければ良いと思います。
三井住友カード
楽天カード
オリコカード
イオンカード
エポスカード
【QRコード】
Pay Pay
LINE Pay
メルペイ
d払い
楽天ペイ
au PAY
FamiPay
【電子マネー】
Suica
PASMO
楽天Edy
nanaco
WAON
私は楽天のポイントを集めて、投資信託に回しているので楽天にヒモ付けています。
まとめ
いかがでしょうか?
家計の足しにやらない手はないですね。
さらにお子さんのいらっしゃる家庭は家族の分も代理申請する事が可能です。
次回の記事はその辺を掘り下げます。
今の時代はめんどくさがらず情報収集が必要な時代なんですね。
私も億劫がらずに調べてみたいと思いました。