自分の半生を振り返ってみれば、子供と仲良く過ごせる時間というのは案外短い期間のような気がします。
大きくなれば少しずつ友人と過ごす時間が増えて行きますからね。
もし子供がカブトムシやクワガタを捕まえたいと言ったなら、そのタイミングに答えたいものですよね。
物より思い出!
思えば、CMのあのキャッチフレーズはよくできていると思いますね。
子供と一緒にカブトムシを取りませんか?
子供にとってみれば、ひょっとして一生の思い出になるかもしれません。
実はカブトムシもクワガタも取るには少しコツがあります。
この記事はこんな方におススメです。
- 子供と一緒にカブトムシを捕まえたい方
- カブトムシを捕まえるコツを知りたい方
- カブトムシの飼育法を知りたい方
Contents
カブトムシとクワガタの取れる時期と天候
時期
クワガタ・・・5月~9月
カブトムシ・・・6月~8月中旬ぐらい
実はカブトムシとクワガタでは微妙に取れる時期が少し違います。
まず最初に早ければゴールデンウィーク前後からクワガタが出始めます。
7月初旬ぐらいにカブトムシが出始めます。
樹液にカブトムシもクワガタも集まりはするのですが、カブトムシの方が基本的には強いので、クワガタは徐々に姿を見せなくなるのです。
もちろん被っている時期はあるのですが、そういう傾向があります。
8月の下旬ぐらいにカブトムシが減少していくと、またクワガタが出始めたりします。
天候
オススメの天候は蒸し暑い夜です。
雨上がりだと尚良いと思います。
甲虫は湿気がある方が関節が動きやすいようなのです。
そういう訳で雨上がりで蒸し暑くなった夜は高確率でカブトムシもクワガタも捕獲しやすいです。
- 蒸し暑い夜
- 雨上がりの蒸し暑い夜
逆に捕獲しにくいのは「風の強い日」や「月が明るい日」です。
風が強いと飛ばされてしまいやすく、月が明るいと光に誘われて飛んで行ってしまいます。
オスの戦略と時期の関係
カブトムシもクワガタもオスとメスのどちらが幼虫から羽化して地上に出始めるか知っているでしょうか?
答えはオスの方が地上に出るのが早いのです。
オスは生まれるとすぐに樹液のあるエサ場を縄張りにします。
なぜなら、メスが生まれて木に登ってきた時に、1番良い場所を確保しておけば、メスと出会える確率が上がるからです。
その割にメスとオスはあまり一緒に飼育をするとオスがメスに攻撃をしかけるDV夫になったりもするので複雑です。
思えばカブトムシのオスは「食べているか、他のオスと喧嘩しているか、メスを追いかけているか」ヤクザのような人生です...。
クワガタは種類によっては寄り添って暮らしたりします。
カブトムシとクワガタの捕獲方法
準備する物
- 懐中電灯もしくはヘッドライト
- 虫網
- 虫かご
- 虫よけスプレー
- 肌のあまり露出しない服
- クツ(サンダル不可)
- シャベル
山の中に入ると当たり前の事ですが、蚊がいます。
肌の露出が少ない服にしましょう。
虫よけスプレーをかけて、クツをはきましょう。
ムカデや蛇がいるケースもあります。
シャベルは木の根元で土が柔らかいところを掘る時に使用します。
カブトムシやクワガタが隠れていたりします。
暗い中なのでライトが必要です。
バナナトラップの作り方と感想
仕掛けを作って虫をおびき寄せる方法もあります。
以下にレシピを載せておきます。
- バナナ
- 焼酎(お酒ならなんでも良い)
- 砂糖
まずバナナをカットして袋に入れます。
そこに焼酎と砂糖を入れて揉みます。
袋の口を縛って半日放置すると、発酵してガスで袋がパンパンになります。
ガスを抜いてタッパーやビンに詰めて持って行きます。
めぼしい木があれば、木に塗り付けたり、バナナトラップをストッキングに入れて木に巻き付けたりします。
時間をおいて日が暮れてからワナを確かめに行ってみましょう。
ただ、私の経験上思うのはバナナトラップよりも樹液の出ている木の方が虫を取れる確率は高いように思います。
そういう意味では日中に山でめぼしい木を見つけてあたりをつけておくのが良いと思います。
注意事項
先にも書きましたが、カブトムシやクワガタは樹液に集まってきます。
たまに、木を傷つけて樹液を出そうとする方がいます。よしましょう。
なぜなら、樹液はボクトウガなどの幼虫が木を中から食い破ることにより出てきていることが多いのです。人が木に傷つけても効果がありません。
また、シャベルで土を掘り返すとカブトムシやクワガタが出てきたりしますが、掘った土は元に戻しておきましょう。
バナナトラップをストッキングで仕掛けをしたなら持ち帰りましょう。
カブトムシとクワガタの飼育方法
準備する物
- 飼育用の容器
- 腐葉土(昆虫マット)
- 木
- 霧吹きスプレー
- ゼリー
- コバエシート
飼育に必要な物は全て100均でそろいます。
腐葉土は昆虫用を購入するようにしてください。
参考画像↓
カブトムシのマットにはコバエが湧きやすいです。
コバエシートを切り取ってセッティングすると良いですよ。
飼育方法
一日一回は土(昆虫マット)を霧吹きで軽く湿らせてあげましょう。
あまり吹きかけすぎるとカビが発生するので注意です。
ゼリーはカブトムシなら1日1個ぐらい消費します。
クワガタは1週間で1個ぐらいです。
オスとメスは1週間ぐらい一緒にしたらケースを分ける方が良いです。オスがメスをずっと追いかけて、メスが落ち着いて産卵できないことがよくあります。
今回はカブトムシとクワガタに関して記事を書いてみました。
ちなみにザリガニ釣りも子どもは喜びます。記事にしてみました。ご参考に。